頭のラップ的な語り"mama-se,mama-sa,ma-ko,makossa"が有名なレアグルーヴ定番な曲
作者Manu Dibangoバージョンは勿論のこと
色んなカバーバージョンが存在するので
それらを2回に渡って紹介することにします


Manu Dibango "Soul Makossa" 1972
これがオリジナル収録のオリジナル盤です
カメルーン出身のサックス奏者である彼が、
母国カメルーンのサッカーの為の楽曲としてシングル発売されたのが最初、らしい
厳密にこのアルバム収録バージョンがそれかどうか?までは分からないな
で、これはアメリカでもシングル発売され、ポップチャートでも35位に入るヒットとなった
そんな、アフリカ人として、インストとしても大ヒットいっていい売れ方をしたんだね?
実際に低い声のしゃべりはアフロな感じで格好いいし
サックスリフもホーンセクションリフも熱い、素晴らしいアッパーチューンです
アルバムとしても全編ラテンとアフロの融合
なことが貫かれていて、どれもフロア栄えする、素晴らしいアルバムだ
12インチバージョンもあるらしい
それがこれ


The Mighty Tom Cats "Soul Makossa" 1974
で、問題がこれだ
ネット上で調べても「謎のグループ」としか出ていないが
DJの間で相当売れたせいか、再発盤がかなりショップに出回っている
で、結論を言うと、
このThe Mighty Tom Cats名義の"Soul Makossa"は
Manu Dibangoバージョンそのもの、なのだ
オリジナルバージョンとBPMもサックスのアドリブも声の入る位置も全く同じ
違うのは音質(Mix?)のみ
だが、この楽曲以外は全く違う楽曲ばかり入っている
レーベルPaul Winleyと言えば
George Bensonのレアグルーヴ名盤"Erotic Moods"をリリースしたところでもあるが

これはこれで胡散臭い
このアルバムに収録のレアグルーヴ定番"Smookin' Cheeba-Cheeba"も
The Mighty Tom Cats名義で全く同じものが7インチでリリースされていたりする
ミュージシャンの契約の都合でこの名義で出された、という説もあるし
俺が思う説は、カタログを何らかの理由で入手できたPaul Winleyが
勝手にリリースしたものではないか?と
非合法ならここまでレコードが流通しないだろうし
ましてやCD再発もされないだろうから
何にしても謎?な盤ですが
実際その曲以外は全くカラーの違うラテン系の曲があったり
オルガンジャズなのも入っていて、、、まるでコンピレーション
そう、きっとこれはコンピなんじゃなかろうか???
実話をご存知の方、教えてください


Manu Dibango "Gone Clear" 1980
1980年にはManu Dibango自身がセルフカバーをしています
レーベルはアイランドから
てな訳で、ここに入っているのはB-1"Reggae Makossa"と題されていて
その名の通りレゲエバージョン
でもこれがまた中々心地よい
クレジットを見たらSly & Robbieがリズム隊だったりするし
コーラスにはGwen GuthrieやJocelyn Brownがいたりするし
ホーンセクションにはBrecker Brothersがいたりする、中々に豪華メンツな盤なのだ
1980年は皆がどんどんDiscoかFusionの形に洗練されていく時代だけど
こうしたレゲエ、カリブ音楽の形に洗練されていくってのは悪くない
気持ちいいアルバムです







